何故かふと思い出したお話。
私がまだ小さい頃、小学校低学年くらいかな。
まだ自販機のジュースが100円だった頃。
そのころ、父の友人が私に出したなぞなぞ。
「おじさんが仕事場の若いヤツに、ジュースを買ってこいと言って
1000円渡しました。さぁ、その若者はジュースを何本買ってきたでしょう?」
幼い私は、掛け算ができたと自信満々で「10本!」と答えました。
当然ですね。
まだ疑うことをしらない無垢な頃でしたから。
変に深読みなどをせずにそう答えました。
「ぶー。違います。」
「えー、じゃあ、お仕事場の人が10人もいなかったの??」
「そういうことじゃないよ。」
「じゃあ答えは何本なの??」
「0本。」
答えは0本なんです。
どういうことだかわかります??
「1000円を持ち逃げしてその人は
帰ってきませんでした。」
(゚Д゚)!?
たいそう驚いたのを覚えてます。
だってこの歳になっても覚えてるくらいですからね。
何が驚いたって、子供にそんなダークななぞなぞを出したことに驚きでした。
てか、たかが1000円を持ち逃げするなよ・・・
1000円ゲットの代わりに職場を失うなんておばかさん。